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2019/01/18

DNS CAA レコードを設定してみた



Let's Encryptのおかげで最近はウェブサイトが HTTPS 化されているところもだいぶ増えてきました。
証明書の安全性を担保するためにサーバに導入する SSL 証明書の発行元を制限することができる DNS Certification Authority Authorization (DNS CAA)*1*2 というものがあることが分かったので、設定を行ってみました。
DNS に証明書がの発行元を宣言するための CAA というレコードを追加するだけですが、この CAA については、最近の仕様のため BIND 9.9.6 未満の場合には代わりに TYPE257 を使う必要があります。加えて、内容もエンコードする必要があるので、そのような場合には「CAA Record Generator」のような専用のジェネレーターを使うと間違いもなくて便利です。
例えば、cles.jp の証明書を Let's Encrypt のみに制限するためのレコードは以下のようになります。
; BIND ≥9.9.6
cles.jp. IN CAA 0 issue "letsencrypt.org"
; BIND <9.9.6
cles.jp. IN TYPE257 \# 22 000569737375656C657473656E63727970742E6F7267
- *1: RFC 6844 - DNS Certification Authority Authorization (CAA) Resource Record
- *2: DNS CAA とは:SSL | DigiCert
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