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2020/04/03

ABC 予想の論文の査読 8 年がかりで終了

  mathematics  paper 
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宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃

ABC 予想を証明したということで話題になった京大数理解析研究所の望月新一教授の宇宙際タイヒミューラー理論(INTER-UNIVERSAL TEICHMÜLLER THEORY)の論文の査読が終わったようです。

革新的で難解な理論ということで、査読作業は困難を極め、8年という長い年月がかかったとのこと。

学問の世界にいない人は「論文が正しいかどうかなんてすぐにわかるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、まず査読は内容の絶対的な正しさを検証しているわけではないです(もちろん議論の展開に誤りがないことは確認しますが、昔の論文が現在から見ると結果として間違っていたということはいくらでもあります)。僕は工学系なので、たとえば電子情報通信学会の「査読の基準」とかを読むと論文のどのような部分チェックされるか良く分かると思います。チェックする内容も多岐にわたるので意外と大変な作業になります。このあたりは分野によって異なるので、数学の場合には数学の評価方法があると思われます。

僕も研究者の端くれとして、年間に何編か査読を担当しますが、工学系の場合は査読期間は長くても1~3ヵ月くらい。専門から離れていて内容がよくわからない場合には担当を内容が良く分かると思われる他の人に代わってもらうこともできますが、数学で斬新すぎる理論だったりすると誰も内容が分からないというのはしょうがないのかもしれません。

論文はネットにあるけれど・・・・

この論文はネットで公開されているので誰でも読むことができますが、4 編で 600 ページ以上という途方もないボリュームです。

もちろん僕は全く専門ではないので内容は全く理解できません。
とりあず IV の §2 のところに以下の記述があるのでここに ABC 予想の証明があるようです。

In the present§2, we combine Theorem 1.10 with the theory of [GenEll] to give a proof of the ABC Conjecture ~

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