BLOGTIMES
2004/07/12

新技術と実案件のバランス

 
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hsurも研究のWebアプリを構築するのに使わせていただいているDIコンテナSeasarの開発者であるひがさんがIT Proに取り上げられています。

IT Pro キーパーソン : 「目的は新しい技術を追うことではなく,実案件の課題解決」――Java軽量コンテナ「Seasar」開発者 比嘉康雄氏

"軽量コンテナ,アスペクト志向など最先端の技術を実装しているが,その目的は「新しい技術を追いかけるのではなく,実案件の課題を解決する」ことにあるという。"

今年の初め頃から使い出して、もうしばらくになるのですが開発者のひがさんのことはぜんぜん知りませんでした。

しびれそうな目的ですね

この、目的がなんとも刺激的ですね。実際にビジネスを構築したり、現場でシステムを開発する人にとっては、新技術であるということに価値があるのではなくて、生産性を高めてくれるに価値があるわけです。で、それがたまたま新技術であったというのが本来の姿のはずです。

そのへんのところをきちんとおさえていますね。

使えばわかる

はじめはずいぶん違和感があったのですが、トランザクションとかコネクションプールが簡単に使えて、AOPも・・・・というふうにいろいろと使っていくと、ひがさんの発言の意味がわかるような気がします。

hsurは研究ではAOPなんかにも首を突っ込んでおりまして、AspectJなんかも使いましたが、実際問題として実案件のどの部分に使ったら効果的なのかよくわからないまましばらく悩んでいました。そんなときにSpringとかSeasarを見て、使い方のようなものがちょっとわかって、行き詰まりからの突破口になりました。

とにかく、自分もそういうことが考えられる&言えるMOTホルダーになりたいと思います。と、無理やりMOTネタにしてみる。


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    hsur (2004/07/19 20:52) <%HatenaAuth()%>

    今気づきましたが、IT Proは大事なところを間違えていますね。アスペクト「志向」じゃなくてアスペクト「指向」です。

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