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2008/07/01

ソフトウェア開発の会計基準が「進行基準」に

  accounting 
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ソフトウェア開発の会計基準が工事完成基準から工事進行基準に一本化されることになったようです。

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工事進行基準は、ソフトウエア開発などにかかわる収益認識の方法を定めている基準である。完成前のソフトウエアであっても、プロジェクトの進捗度に合わせて、売り上げと原価の計上を求めている。
要件定義、開発といったフェーズ別の契約に基づく売り上げ計上に似てみえるが、工事進行基準は純粋に会計処理上の取り決め。プロジェクトのフェーズと関係ない。四半期といった決算日ごとに強制的に売り上げと費用を計上しなければならない。
適用開始は原則、2009年4月以降に始まる事業年度から。09年4月以前にも適用できる。適用の対象となるITベンダーは幅広く、会計監査を受けているすべての企業だ。

一定の期間ごとに売上と売上原価を計上するって言うことは、要はPMBOKで言うところのEVM*1が強制になるということなんですよね。どんぶり勘定でやっている中小のソフトウェア企業なんかはいろいろと対応が大変そうな感じです。

  • *1: Earned Value Management

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