BLOGTIMES
2009/09/11

ソフトバンクモバイルのメール誤送信

  softbank  informationleakage 
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ソフトバンクモバイルで、他人のメールボックスにメールが配送されるという問題が発生していた模様。

メールサービスで発生した事象について*1

送信したメールの送信元メールアドレスが本来の発信者とは異なる第三者の電話番号やメールアドレスとして相手に表示されたり、本人宛でないメールを受信するといった事象が発生していたことが確認できました。

ケータイのメールサーバーは一般的なメールサーバとはかなり異なった仕掛けになっているようですが、なかなかにあり得ない不具合というか、通信業者としてはかなり致命的な不具合です。

プレスリリース文や、ニュースサイトの記事を読むと、当該事故における通信料は無料ということしか書かれていないのですが、要点はそこじゃないだろうと思っていたら、So-netセキュリティ通信の記事では、この件に関してちゃんとツッコミがはいっています。

セキュリティ通信|セキュリティ関連ニュース メール障害3902件発生、ソフトバンクモバイルとディズニーモバイルで8月に

両社はこのトラブルによる通信料金は発生しないとしている。だが、料金の有無よりも、ユーザーにとってはこうした通信トラブル自体が不利益になる。メールアドレスやメール内容などが第三者に届いてしまったのは予期せぬ個人情報の流失であり、指定受信にしている場合には登録していないメールアドレスからのメールとして弾いてしまった可能性もあるだろう。また、ソフトバンクとディズニーモバイルのユーザーだけではなく、その通信相手である他社のユーザーも巻き込まれていると考えられる。

確かに、先日発表されていた行政機関の個人情報漏洩の集計では書類の誤送付・誤送信も個人情報漏洩に含まれていましたね。前から思っていたんですが、So-net セキュリティ通信は意外とこういう論評ちゃんとしてますね。


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