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2010/04/15

IronRuby 1.0 がリリースされたのでインストールしてみた


Rubyの.net実装であるIronRuby 1.0がリリースされていました。
Rubyの.NET実装「IronRuby 1.0」リリース - SourceForge.JP Magazine : オープンソースの話題満載
IronRuby開発チームは4月12日、初めての安定版となる「IronRuby 1.0」を公開した。Microsoft Public License(Ms-PL)を採用、プロジェクトのWebサイトなどからダウンロードできる。IronRubyはRubyの.NET実装。米Microsoftが開始したプロジェクトで、Microsoftのスクリプト言語向けランタイムエンジン「Dynamic Language Runtime(DLR)」をサポートする。
IronRuby 1.0はRuby 1.8.6互換を目指し、高い互換性を備えているという。Ruby仕様との互換性をテストする「RubySpec」テストのスコアは85.94%とのこと。Ruby on Rails 2.3.5にも対応する。
本体はIronRubyプロジェクトサイトから、実行に必要となるMicrosoft .NET Framework 4はマイクロソフトのサイトからそれぞれダウンロードできるようです。
irbで動かして見た限りでは動作はかなりもっさりしているので、オーバーヘッドはそれなりにありそうです。
† gemはすぐに使える
IronRubyのプロジェクトサイトにあるRails導入の解説によると、gemはあらかじめインストールされているようなので、試しにsqliteをインストールしてみたところあっさりインストールできてしまいました。
ir -S gem install sqlite3-ironruby --no-ri --no-rdoc
試しに、先日作ったSQLiteのちょっとしたベンチマークスクリプトを実行させてみましたが、問題なく動作しました。
F:\Program Files\IronRuby 1.0v4\bin>ir.exe test.rb
user system total real
AUTOCOMMIT 1.156250 0.687500 1.843750 ( 12.765625)
TRANSACTION 0.015625 0.000000 0.015625 ( 0.140625)
F:\Program Files\IronRuby 1.0v4\bin>ir.exe test2.rb
user system total real
AUTOCOMMIT 8.765625 0.140625 8.906250 ( 9.125000)
TRANSACTION 5.984375 0.078125 6.062500 ( 6.390625)
.netなのでWindowsとの親和性は高いのでしょうから、以前書いたRubyからWin32APIを叩くスクリプトはこちらに移植してしまおうかなぁ。
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