BLOGTIMES
2011/07/20

タコイカウィルスは器物損壊?

  law  malware  裁判 
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通称タコイカウィルス(trendmicroの識別名はTROJ_TACO.A)の作者が器物損壊容疑で逮捕されていたわけですが、裁判で実刑判決が出たようなのでメモ。

東京地裁で「イカタコウイルス」作成者に懲役2年6月の実刑判決 - ニュース:ITpro

弁護側の「ハードディスクのデータがウイルスによって壊れても、現状回復は容易である」と言う主張に対しては、裁判所は「セーフモードで起動してウイルスの起動用ファイルを削除する」「データ復元専門会社に依頼して復旧してもらう」「フォーマットする」「リカバリーCDを使う」などの現状回復策を検討。いずれも「一般のパソコン利用者にとって現状回復が容易とは言えず、また、必ず元のデータを取り戻せるとも限らない」と断じた。

この人のやろうとしたことを正当化するつもりは全くありませんが、この法律の運用はちょっと強引な感じが否めません。ウィルス作成罪の件や、岡崎図書館の件でも明らかになったように、コンピューター周りの立法や法律の運用は今ひとつ信頼できないというのが正直なところです。ファイルの破壊が器物損壊で罪に問えるのであれば、ウィルス作成罪は何のために必要なのかというのがよくわからなくなってきますね。


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