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2011/09/26

Linux に一撃で Trac をインストールする

何も考えずにとりあえず Trac が使いたいというときにはサーバが Windows であれば Trac Lightningが便利ですが、Linux の場合にはそうもいきません。なにかうまい方法はないかなと思って探してみたら、Trac Lightningと同じ作者がKanonというプロジェクトを始めているのを見つけました。
Kanonは、プロジェクト管理のための総合ソリューションです。チケット(Trac)、バージョン管理(Git,Subversion,Mercurial,Bazaar)、CI(Jenkins)の3つの機能を統合して提供しています。
今回は RHELクローンのScientific Linux 6.1を新規にインストールしてその上にインストールしてみました。以下、インストールメモ。
† インストール手順
Trac Lightningと同じく充実したインストーラーがついているので、こんな感じでhgを使ってダウンロード&インストールすることができます。
# yum install mercurial
# mkdir /opt/setup
# cd /opt/setup
# hg clone http://kanon.ultimania.org/hg/KanonConductor/
# cd KanonConductor
# ./kanon-setup
# /etc/init.d/httpd start
あとはブラウザで http://(serverのip)/trac/ を開けば起動しているのが確認できるはずなのですが、残念ながら500エラーが出てしまいました。
[Mon Sep 26 17:18:29 2011] [error] [client 192.168.0.2] (13)Permission denied: mod_wsgi (pid=1231): Unable to connect to WSGI daemon process 'kanon' on '/etc/httpd/logs/wsgi.1195.0.1.sock' after multiple attempts.
エラーログには上記のようなエラーが出ていたので、「#32 (タイムラインの読み込みが遅い?) – kanon」を参考に /etc/httpd/conf.d/kanon.conf に下記の1行を追加することで、エラーが出ないようにすることができました。
WSGISocketPrefix run/httpd.wsgi
これだと、日本語化とかPythonのバージョンとか細かいこと気にしなくて良いので楽ちんです。
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