BLOGTIMES
2004/03/15

バッドノウハウ

 
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僕はバッドノウハウという言葉を知らなかったのですが、bulknewsMiyagawaさんの記事は非常に興味深い。

blog.bulknews.net: バッドノウハウこそエンジニアリングの本質

"究極的には、エンジニアの価値はバッドノウハウの数で決まるとおもいます。バッドノウハウを蓄積していれば、何かトラブルがおこっても、すぐに対処できます。"

よく考えてみると、僕が仕事で使っているノウハウというのは、ほとんどがこのバッドノウハウに当てはまるものが多いように思います。

自分が行き詰ったときに必死に探そうとするのも結局はバッドノウハウです。miyagawaさんも述べていますが、これをいかに整理するかがエンジニアの本質的価値だというのには共感できます。

結局、このバッドノウハウは意識しないとすべて暗黙知のままになってしまい、最終的には忘却してしまうことが問題なんだろうな・・・って書いていると、すぐにナレッジマネジメント的な話になりそうなんだけど、個人的には形式知化っていうのはあまり好きじゃない*1

僕がこのblogを始めた理由としては、自己満足でもいいからある程度のバッドノウハウがここに蓄積できるんじゃないかなぁと思ったからなので、まぁどこまでできるかわからないけれどがんばろうと思っています*2

私的バッドノウハウ蓄積法

1.ググる
2.関連メーリングリストのアーカイブを検索
3.とにかく試行錯誤、対策前進
4.「神」に聞く
5.「神」に弟子入り(奥の手)
6.後輩に教える(と、自分にノウハウがたまる)
7.他人を観察する(と、人の失敗がノウハウになる)

といったところでしょうか。

私的バッドノウハウがないと動かないもの

Oracleとかqmailとかは動かないよなぁ。
あと、自分の書いたアプリは特に(泣

  • *1: 形式知化した人へのインセンティブが確立されていないから
  • *2: 最近バカネタばっかりなのでこんなこというのはちょっと後ろめたい

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