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SoftEther VPN を CentOS 6.x にインストール

先日、GPLv2 化された SoftEther を CentOS 6.x に導入してみました。
所感としては tap や tun を作る必要もないので、OpenVPN よりもかなり簡単にインストールできるなという感じです。
具体的なやり方についてはマニュアルや先人のメモの力を借りました。
- 7.3 Linux へのインストールと初期設定 - SoftEther VPN プロジェクト
- 某模型メーカー中の人のサーバ管理帳: SoftEther VPN ServerをCentOS6環境にインストールする手順
以下、インストールメモ。
† 事前準備
CentOS の場合は SoftEther を動かすにあたって下記のパッケージが必要になるようなので、あらかじめ yum でインストールしておきます。
† パッケージのダウンロードからビルドまで
基本的には tarball をダウンロードしてきて make するだけです。
予め必要なパッケージがインストールされていればハマるポイントはないと思います。
† インストールと運用周りのスクリプトの準備
make install はできないので、ビルドしたフォルダごと /usr/local に移動します*1。その後、自動起動させるための init スクリプトを作成して、chkconfig --add で自動起動するようにしておきます。あとは /etc/init.d/vpnserver start すればもう使い始めることができます。
/etc/init.d/vpnserver
何も設定を書いていませんが、その場合 SoftEther の Server はデフォルトのコンフィグファイルを生成して起動します。
起動直後はパスワード等もついていない状態なので、VPN サーバー管理マネージャ (Windows GUI) やコマンドラインを使って設定を行います。
この作業が済むまでは外部から接続できない環境で行う必要がありそうです。
- *1: 設定ファイルやログなどもこのフォルダに作成されるので、もしそれがイヤな場合には設定を変える必要があります。
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