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2015/08/23

VMWare で起動時に必ず BIOS 設定画面に入るようにする

最近は VM の起動もすっかり速くなったので、POST メッセージも一瞬で消えてしまうようになりました。
普通に使っているときにはそれで良いのですが、BIOS の設定を変更したいときにはキー入力できるタイミングが一瞬しかないので困ることがあります。Windows 8 以降を使っている場合には回復を使って無理やり BIOS を出すこともできますが、VMWare を使っている場合にはもうひとつ vmx ファイルを書き換える方法があります。
vmx ファイルというのは、VMWare における VM の定義ファイルで、ここに CPU のコア数とか、メモリの量とか、周辺機器の種類や NIC の MAC アドレスなどハードウェア的な設定がすべて書いてあります。通常、GUI でしか設定は行わないはずなのでなじみが薄いと思いますが、この vmx ファイルの中身はテキストファイルなので、テキストエディタで開いてみると key = value という形式でデータが並んでいるのが確認できると思います。
今回は以下のように bios.forceSetupOnce もしくは、bios.bootDelayの行を追加するだけ。これで簡単かつ確実に BIOS 画面に入ることができます。
VMware KB: POST 画面がすぐにクリアされてしまう場合の BIOS へのアクセス
BIOS 設定画面に簡単にアクセスするには、仮想マシンの構成( . vmx)を編集し、次のいずれかのオプションを追加または編集します。
- bios.forceSetupOnce = "TRUE"
起動時に必ず BIOS 設定に入るようにします。- bios.bootDelay = "xxxx"
最初の POST 画面を延長し、より長い時間表示させることで、BIOS 設定にアクセスするための時間を提供します。ここで xxxx は、POST 画面を表示するミリ秒数となります。(1 秒は 1000 ミリ秒。)起動遅延の最大値は、10000 ミリ秒、つまり 10 秒です。
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