BLOGTIMES
2010/04/03

情報処理学会 vs 将棋連盟

  shogi  ipsj 
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情処学会のウェブを見ていたら、情処学会が将棋連盟にプロと対局させてほしいと挑戦状を送った模様。

プレスリリース

社団法人情報処理学会(会長:白鳥則郎)は、コンピュータ将棋でトッププロ棋士との公開対局を望むべく、社団法人日本将棋連盟に対し挑戦状を送りました。対戦は今秋から順次実施予定であり、具体的な日時・対戦場所は決定次第広報いたします。

将棋連盟の米長邦雄会長の「挑戦状確かに承りました いい度胸をしていると その不遜な態度に感服仕った次第」という回答も面白いです。そういえば、ちょっと前にプロ棋士とコンピュータの対戦が事実上禁止という記事を見た気がするので調べて見たら、2005年にこんな話が出ていいましたね。なので、今回のような正面からの挑戦状が必要ということになったのでしょう。

公の場でのプロ棋士とコンピュータ将棋との対局を禁止 - スラッシュドット・ジャパン

parsley曰く、"毎日新聞、朝日新聞、読売新聞などの記事によれば、(社)日本将棋連盟は、プロ棋士と女流タイトル保持者に公の場で許可なく将棋ソフトと対局しないように通達した。 近年コンピュータ将棋は進歩著しく、50年はプロ棋士には勝てないと言われていたものが、トーナメント戦などでは、勝つことも珍しくなくなりつつある。

情処学会には「挑戦状に関するFAQ」が掲載されていて、プログラムはMAGIのように複数のプログラムで合議をして次の一手を決定する方式と発表されています。

世のニュースは「人間」対「コンピュータ」ということでおもしろくかき立てるのでしょうが、ソフトウェア技術者・工学者の自分としては「人間のリアルタイムな思考」対「人間の作った勝利の方程式」のような対戦として興味深く見守りたいと思います


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