BLOGTIMES
2011/12/09

本物のトラブルシュートが学べるツール

  systemmanagemant  courseware 
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トラブルをわざと発生させサーバ問題解決能力を鍛える「Trouble-Maker」 - GIGAZINE」というツールが気になったのでメモ。

実践形式の学習ツールとしては、ウェブアプリのセキュリティを学ぶためにAppGoatBadstoreのようにあらかじめ脆弱性を埋め込んだウェブアプリを使うものがありましたが、今回のツールは正常に動く環境に実際にトラブルを埋め込んでくれるようなので確かにアプローチとしては新しそうです。

Trouble-Maker

There are a lot of tools out there to make the system administrator's life easier. However, no tool is a replacement for properly understanding the system and experience in troubleshooting unknown situations. This is where Trouble-Maker comes in. Unlike other projects, we do not attempt to solve problems -- we cause them.

今や手軽に VM でサーバが複製できる時代なので、本番サーバと同じ構成にした後でこのツールを使うと自分が対象とする本番環境での障害テストとか出来そうですね。そのほかにも学校の演習とかで使ってみたら面白そうです。対応しているOSはRed Hat Enterprise Linux, Novell SUSE Linux Enterprise Server, Fedora 3つ。

ただ、実際のシステム障害はテクニカル的なものばかりではないわけで・・・さすがにこのツールでも、例えば今日のバルス祭りだったり、ワガママな顧客や朝令暮改の上役を生み出してくれるわけではないでしょうから、そのあたりの(人生的な)訓練は別途必要ですね。


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