BLOGTIMES
2011/12/21

Firefox は当面の危機を回避

  firefox  google 
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Firefox 9 - Firefox は当面の危機を回避

Firefox 9 が公開されたようなのでいつも通りアップデートしました。
JavaScript のパフォーマンスが上がったらしいのですが、特に変わったような印象は受けません。

「Firefox 9」正式版公開、JavaScriptパフォーマンスが最大3割向上 -INTERNET Watch

米Mozillaは20日、ウェブブラウザーの新バージョン「Firefox 9」の正式版を予定通り公開した。Windows版、Mac版、Linux版がある。なお、Mac版ではPowerPCに対応していない。今回のバージョン「9.0」では、JavaScriptエンジンの改良が目玉だ。これは、型推論を導入したことによって、推論された型情報をイエーガーモンキーJITコンパイラで活用できるように改良したものだ。これによって、KrakenやV8といった主要なベンチマークで30%以上のパフォーマンス向上が認められている。一般的なサイトでも約2割から3割のパフォーマンスが向上すると考えられている。特に、JavaScriptの重い処理を必要とするサイトでは、大きく高速化されることが期待される。

Firefox 終了のお知らせと騒がれていた Mozilla と Google の契約問題については3年間の契約延長がまとまったようなので、当面の危機は回避されたようです。

Firefox、少なくとも3年は延命 - MozillaとGoogleが契約合意 | 経営 | マイナビニュース

Googleが少なくとも今後3年はMozillaの後ろ盾となってFirefoxをサポートする。Mozillaが米国時間の12月20日に、Googleとの新たな提携契約で合意したことを発表した。契約内容は非公開となっているが、Mozilla CEOのGary Kovacs氏が従来の検索に関するGoogleとの関係が3年以上延長されることを明らかにしており、Mozillaが収入の大部分を失う最悪の事態は回避された模様だ。

Chrome のシェアも日に日に高くなってきている・・・というか、Mozilla の高速リリースサイクル導入に伴う失点が大きかったですね。3年後に同じように契約が延長できるとは思えないので 今後 Firefox がどのようになっていくのかという部分には不安が残る結果になりました。今のところ自分のメインのブラウザなので今後も上手く発展することを切に願っています。

ちなみにプラグインの互換性チェックは Add-on Compatibility Reporter をインストールすることで無効化出来るので、高速リリースサイクルについていく場合にはこれをいれておけば障壁はだいぶ少なくなります。今回の8→9ではこれだけで特にアドオンには不具合が出ませんでした。


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