BLOGTIMES
2009/04/28

BIND10の開発がスタート

  bind  jprs 
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ISCによるBIND10開発プロジェクトがスタートし、そこにJPRSが参加するようです。

JPRSが「BIND 10」の開発プロジェクトに参画‐次期DNSソフトウェアの共同開発により、インターネットのさらなる安定運用に貢献‐日本レジストリサービス(JPRS)会社案内

「BIND」は、ISCにより開発されている、インターネットにおいて最も多く利用されているDNSサーバソフトウェアです。DNSは、インターネットを支える基本機能の一つとして、インターネットの円滑な運用になくてはならないものですが、現行の「BIND 9」は2000年9月に公開され、今年で公開後10年目を迎えます。

その間、インターネットの飛躍的な普及とともに、DNSサーバをターゲットにしたDDoS攻撃への強い耐性など、DNSに対する要求事項は日増しに高まってきています。また、IP AnycastやDNSSECといった、新しい技術の普及に伴い、それらをより円滑に運用することが可能な、新しいDNSソフトウェアが必要になってきました。このような状況を受け、ISCでは、「安全性」「耐久性」などに優れた次世代の「BIND 10」の開発を開始することを表明しました。

自分がDNSサーバを運用しだしたのは2000年頃の話で、バッタ本を一生懸命読んで設定していました。その頃はもうBINDといえばBIND9がメインになっていて、穴だらけのBIND4とかBIND8はオンボロサーバーに入っているDNSという感じでしたが、その状況が今日まで続いてきたというのはある意味驚きかもしれません。

SMTPと同じようにDNSもある意味ベースとなっているプロトコル的な限界に来ていると思うので、そのあたりがどういう風に改良されていくのかというにはちょっと興味があります。


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