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江戸東京たてもの園でレトロな建物を堪能してきた




ランチの後、僕は高尾山に行きたかったのですが、パンクの対応等々いろいろあったので、その場の流れで都立小金井公園中にある江戸東京たてもの園へ行くことになりました。
節電のため屋内の展示室に入れなかったので、そのまま屋外展示のゾーンへ向かいます。エントランス広場に立っていたボランティアのおばちゃんが「三井八郎右衛門邸の2Fが閉まってしまうのが早いので、左回りに見るのがオススメですよ」と教えてくれたので、園内を左回りで見ていきます。最初はこぢんまりとした施設だと思っていたのですが、思ったよりも建物がぜんぜん建物が多くてびっくり。
まず目につくのはいすゞのボンネットバス TSD43。路線バスというよりはどちらかというと軍用車両のような雰囲気を醸しています。動態保存なので数年前までは実際に園内を走っていたようなのですが、今は運行されていないとのこと。上野廣小路という行き先表示と、いすゞのロゴが歴史を感じさせてくれます。次に三井八郎右衛門邸へ。先日、三菱財閥の創業家の旧岩崎邸に行きましたが、こちらの三井邸も負けていません。味わいのあるシャンデリア等々の調度品が印象的です。
その後、茅葺き屋根の吉野家、八王子千人同心組頭の家の方に向かいます。建物の維持のためだと思いますが、定期的に囲炉裏に火を入れるようにしているようで、天井は燻されて黒光りしています。そして裏手には今はすっかり珍しくなってしまった、手こぎ井戸ポンプがありました。当然、こぐ前に呼び水を入れないと水は出てこないわけですが、最近の子供たちはそれを教えてくれる人がいないのでしょう。水が出ないのを不思議がっていました。友人は「となりのトトロ見ればわかるだろw」と言うと、「よ~く漕ぎな~。水がちめたくなるまでぇ~!」とトトロの台詞を口ずさみながらレバーを漕いでいました。
建物もさることながら、調度品いいですね。この前川國男邸にあったSONYのポータブルテレビ 5-303なんかエンジニア魂に深く訴えかけるものがあります。あと、建物のガラスもよく見ると微妙に波打っているので、中から写真を撮ると何かエフェクトをかけたようになっているのも印象的です。今ではガラス越しに写真を撮ってもこういう絵は撮れないですからね。
最後はひときわ目立つこの銭湯に入ってみます。男性がまず女湯方面に向かって歩いて行くのがなかなか印象的でした。かくいう僕も女湯の方に入ったわけですが。壁の富士山が往年の銭湯という感じを出しています。今の銭湯と比べると、浴槽がかなり深いです。浴槽は年々浅くなるのがトレンドになっているので、この深さには驚かされます。帰りに外から見たのは丸二商店。この外壁の銅板細工は見事です。
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