BLOGTIMES
2012/10/08

コンピュータウィルスと冤罪

  law  malware 
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業務妨害罪で起訴されていたものの、なりすましによる冤罪だったという件が話題になっているようなのでメモ。

東京新聞:伊勢神宮爆破書き込み 大阪の殺人予告メール 成り済まし送信か:社会(TOKYO Web)

業務妨害罪で起訴され、釈放されたアニメ演出家北村真咲さんは、大阪府警捜査一課の取り調べに任意聴取の段階から「身に覚えがない」と一貫して否認。府警や大阪地検は「捜査は適正」との姿勢を崩していないが、三重県警との連携がなければ、そのまま勾留が続き公判を迎える可能性もあった。
同課は北村さんのパソコンから、殺人予告メールが送られたホームページにアクセスした痕跡を発見し、ウイルス検索ソフトで感染も確認されず、最終的に別人の関与はないと判断した。
しかし、北村さんが否認を続け、府警幹部は「不安になっていた。拘束して調べなくても良かったのではないか」と疑問視していた。
ある検察関係者は「大人数で警戒して大騒ぎになったので、立件するしかないという空気になっていた」と指摘する。

予期せずトラップを踏んでしまう可能性は大なり小なり誰にでもあるので、IPアドレスが一致したので逮捕されるというのは怖いですね。
メンツの問題なのかもしれませんが、「捜査は適正」と言い張るだけでなく、間違いは間違いとちゃんと認めてほしいものです。


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