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Postfix + milter-manager 環境に SPF を導入する




Postfix + milter-manager で SPF 検証をしたかったのでいろいろ調べてみたのですが、一番簡単(yumでインストール可能)なのが mailserver.guru にある smf-spf を導入する方法だったので、忘れないうちにやり方をメモ。
† smf-spf のインストール
まずは mailserver.guru の CentOS 7 向けのリポジトリをマシンに追加して、smf-spf をインストール。
設定ファイルは /etc/mail/smfs/smf-spf.conf にあるので、ホワイトリスト等を確認しておきます。
† milter-manager との統合
milter manager がソケットにアクセスできるようにするために、グループの追加をしておきます。
さらに、/usr/lib/tmpfiles.d/smfs.confを編集して、ディレクトリのパーミッションが 770 になるようにします。
デーモンを起動、有効化して動作に正常に起動するか確認します。
milter-manager は smf-spf を自動検出しないので、 smf-spf が呼出されるように、ファイルに以下の内容を追記(ファイルがない場合には新規に作成)します。この milter は Sendmail 用なので milter.applicable_conditions に "Sendmail Compatible"を追加しています(いちおう)。
/etc/milter-manager/milter-manager.local.conf
最後に milter-mangar を再起動してやります。
メールを送信してみて Authentication-Results: ヘッダが挿入されていれば設定完了です。
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