BLOGTIMES
2005/01/20

テストに必要な知識

 
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そろそろ論文のシーズンになってきたせいか、研究室も活気づいてきています。

ソフトウェアテストの研究チームも着々とまとめ始めているようですが、ちょっと苦戦している様子でした。それはそれで気の毒だったわけですが、なぜソフトウェアのテストが難しいのかといろいろ調べてみたところ面白い記事を見つけました。

テストはどう考えられているか

テストがきちんとしているプロジェクトは個人的な経験からいえば大きなトラブルが起こることが少ないです。ところが、テストは設計、開発などと違ってあまり格が高い作業だとは思われていないというところに原因の一端があると思います。

テストは設計や開発と違って地味で単調な作業になりがちで、そのような地味で単調な作業を実施する人自体にはそんなにスキルが必要ではないかもしれません。ただ、それがテストというプロセスの全てを表しているわけではないと思うのです。ソフトウェアテストをマネジメントするとか、研究の対象、つまりサイエンスであるという発想で捉えるならば高度なスキルが必要とされるというのもわかってもらえそうなものなんですけどね。

ITmedia エンタープライズ:第1回:テストをどう考えていますか? (2/2)

テストエンジニアに必要な知識をざっと洗い出すと次のようなものがある。
 ・テスト手法やテスト技法に関する知識
 ・OSやハードウェアの知識
 ・プログラミング言語やプログラミング環境の知識
 ・ネットワークの知識
 ・DBMSやミドルウェアの知識
これらの知識に加え分析力と文章力が必要となる。

ここにも書いてありますけど、やっていることの割には幅広い知識がないと難しいのです。でも、それをどうやって表現すればいいのか、これは僕の課題でもあるのだと思います。

でも、伝えられない

僕にもう少し表現力があれば、これらの問題をわかりやすく後輩に説明してあげられるのですが、そうできなかったのはちょっと残念でした。


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