BLOGTIMES
2015/12/14

所得と肥満率の関係

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平成26年度の国民健康・栄養調査が厚労省から発表されました。

今回の調査では世帯の所得別(200万円未満、200万円以上~600万円未満、600万円以上)に、世帯員の食生活、運動、たばこ、飲酒、睡眠、健診、体型、歯の本数の状況が比較されています。よく見るとこれ、世帯主の所得ではなく世帯所得なんですよね。ということは、低所得に該当する人は月間の収入が16.6万円以下ということになります。

健診の未受診率などは所得によって差が出るのはわかりますが、肥満率が低所得の方が高いというのはちょっと意外な感じもします。実際の値を見てみると低所得、中所得、高所得の男性の値は 38.8%、27.7%、25.6% となっているので、低所得とそれ以外で差がかなり大きくなっているんですね。確かアメリカの統計でも低所得者ほどジャンクフードを食べる機会が多くて、肥満率が高いという話がありましたがそれと同じということでしょうか。

所得低いほど高い喫煙率、歯少なく肥満者多い : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

低所得層では健診を未受診の人の割合が男性で42%、女性で40%と、高所得層のそれぞれ16%、30%よりも高かった。習慣的に喫煙する人の割合も男性で35%、女性で15%と、高所得層のそれぞれ29%、5%を上回った。さらに歯が20本未満の人や肥満者の割合も、低所得層は男女ともに高い傾向があった。

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