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2017/02/27

教員という職業は不人気なのか?


OECD諸国の大半の生徒にとって教師という職業が魅力的でないことが表れています。
— OECD東京センター (@OECDTokyo) February 27, 2017
例外的に、将来教師になりたいと考える15歳の生徒の割合が高かったのは、トルコ(25%)、韓国(15.5%)。ちなみに日本(6.6%)はOECD平均(4.8%)をやや上回ります。 pic.twitter.com/clOEU4xwLw
TL に流れていた OECD のツイートが気になったのでメモ。
先進国である OECD 諸国で教員になりたいと考える 15 歳の割合は 5% 程度とのこと。ちなみに日本では 6.6% と珍しく平均を上回っています。
さらに読み進めていくと、日本では教員と他の専門職の基礎的な数学能力(numeracy skills)を比べた場合に、若干ですが教員の方がスコアが上回っています。ちなみに日本の教員の基礎的な数学能力は OECD 内では最も高いという結果になっています。
僕の感覚では教員が普通の人よりも基礎的な数学能力が高いということは、当然のことのように考えてしまいますが、これは世界的に見れば珍しいようで、大半の OECD 諸国では教員よりも他の専門職の方が基礎的な数学能力が高いという結果になっています。
でも結局のところ、教員が不人気なのは給料が低いことに尽きるようです。
Who wants to become a teacher? - Papers - OECD iLibrary
PISA shows that, on average, a higher percentage of students expects to work as teachers in countries where teachers’ salaries are higher.
全文は「Who wants to become a teacher?」から読めますので、興味のある方はぜひ。
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