BLOGTIMES
2004/05/14

提案するからには

 
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先日のコピー機導入の話は結局どうしたらよいかわからなかったので、メーカーのお客様センターに問い合わせをして、最寄の営業所を紹介してもらった。

その後、数社の営業マンに来社してもらっていろいろと話を聞いた。そのときにあるメーカーが「オフィスでデモをやっているのでぜひ見に来て欲しい」とのことだったので、今日は見積もりもかねてデモを見に行ってきた。

地図の場所にいって驚いたのは、そこは小奇麗なショールームではなく、ごく普通の営業オフィスだったということだ*1

最近のコピー機

最近のコピー機は随分と進化したもので、スキャンした原稿をSMBでPCに送ったり、SMTPを使ってメール送信したりできるようだ。

まぁ、これはそのメーカーに限ったことではないらしくて、どんなメーカーのカタログをみても「これでペーパーレスオフィスが実現できます」のような文字が躍っている。でも、そんなことがちゃんとできている例にはお目にかかったことがない。結局、印刷してしまうのでメーカーの思うがままといった感じだ。

フィージビリティがないとね

どんなサービス、製品でもそうだけど実現できそうにない提案ほど、聞いていて面白くないものはない。それはやっぱり信用できないから。僕がどことなくコンサルをやりたくない理由もここにあるんだと思う。

どうして会場がオフィスだったのか

オフィスを良く見渡してみると、机上にモノが全くない。最初は使っていない机があるんだくらいにしか思っていたのだけれども、どう見ても数が多すぎる。

聞いたところによると、提案しているペーパーレスオフィスを実践しているそうで、机上にはPCと電話以外のモノを置くことは禁止しているという。それだけでなく、引き出しの各段の使い方まで決まっているとのこと。

会場がオフィス内だったのは結局これを見せたかったということらしい。実に巧妙なマーケティングだ。

  • *1: まぁ、その会社の営業マンもうちのオフィスがマンションの一室で驚いたとは思うけど。

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