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2013/07/26

龍源院と方丈建築


大徳寺最後の塔頭は龍源院。
この龍源院は東渓宗牧によって開かれた大徳寺南派の本庵で、大徳寺最古の塔頭のようです。方丈前庭、一枝坦には元々、山茶花の老木が植えられていたようですが、残念ながらこれは昭和55年に枯れてしまったとのこと。裏庭は竜吟庭という石組みの他は全面が杉苔で覆われた珍しいもの。さらに書院の前には阿・吽の石庭、さらに庫裡(くり)の脇には壷石庭という日本最小の石庭が配されいて、それぞれ楽しませてくれます。どれも造形は穏やかな感じがします。
方丈は室町時代最古の方丈建造ということで、内部は襖絵と相まって荘厳な雰囲気に包まれていました。禅寺なのであまりピカピカしたものはありませんが、書院には秀吉と家康が対局に使ったらしい四方蒔絵のきらびやかな碁盤と碁筒が公開されているので、ピカピカしたものが好きな人はこれを眺めておけばOKです。
途中で作務衣を着たお坊さんに声をかけられて、昔の話をちょっとしたところ
「どうして坊主にならなかった?」
「坐るのが苦手でして・・・」
「よう息を吸うのがそんなに難しいか?たくさん息を吸うだけや。」
とうまく返されてしまいました。
寄宿してるときも毎日こんな感じだったので、妙に懐かしい感じでした。
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